発芽の鍵は光! 好光性・嫌光性・中間性種子

雑学

「種をまいたのに、なかなか芽が出てこない…」

そんな経験はありませんか?実は、植物の種には「光が大好きなタイプ」と「光が苦手なタイプ」があるんです。特に室内での水耕栽培では、この性質を知っているかどうかで発芽率が大きく変わります。今回は、3つの種子の性質と、水耕栽培での具体的な種まき方法を解説します。

当サイトの「お野菜の記事」で各野菜の「お野菜データ」にある種子という項目には、そのお野菜がどのタイプか掲載してますので、お役立てください。

光を浴びてスイッチON!「好光性種子(こうこうせいしゅし)」

好光性種子は、発芽するために一定以上の光を必要とする種子です。

  • 特徴: 野生では、地表近くにあることで「芽を出してすぐに光合成ができる環境だ」と判断します。
  • 代表的な植物: レタス、シュンギク、ニンジン、バジル、ペチュニアなど。
  • 種まきのポイント: 土(培地)を被せすぎないのが鉄則。光が届くように、表面にそっと置くイメージでまきましょう。

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暗闇でじっくり準備する「嫌光性種子(けんこうせいしゅし)」

逆に、光に当たると発芽が抑えられてしまうのが嫌光性種子です。

  • 特徴: 比較的大粒の種に多く、暗い土の中で水分をしっかり吸ってから芽を出そうとします。
  • 代表的な植物: トマト、ナス、キュウリ、ダイコン、カボチャなど。
  • 種まきのポイント: 光を完全に遮る必要があります。培地の中に少し埋め込むか、上にアルミホイルなどを被せて「真っ暗」な状態を作ってあげましょう。

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どちらでもOKな万能派「中間性種子(ちゅうかんせいしゅし)」

光があってもなくても、温度や水分などの条件が揃えば発芽するタイプです。

  • 代表的な植物: イネ、ムギ、トウモロコシ、枝豆など。
  • ポイント: それほど神経質になる必要はありませんが、乾燥を防ぐために軽く培地に馴染ませるのがベストです。

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室内水耕栽培での実践!培地別・種まきのコツ

室内での水耕栽培では、スポンジ、バーミキュライト、お茶パックなどがよく使われます。それぞれの培地で、光の性質をどう活かすべきかまとめました。

スポンジ培地:最もポピュラーな方法です。

  • 好光性: スポンジの表面に種を置くだけでOK。
  • 嫌光性: スポンジに切り込みを入れ、種をその中に深く押し込みます。さらに、発芽するまでトレイごと暗い場所に置くか、段ボールなどを被せると安心です。

バーミキュライト+お茶パック:保水性が高く、根が張りやすい組み合わせです。

  • 好光性: お茶パックに入れたバーミキュライトの上に種をまき、指で軽く押さえて密着させます。土は被せません。
  • 嫌光性: 種をまいた後、さらにバーミキュライトを数センチ上から被せて、種が完全に隠れるようにします。

③ 室内ならではの注意点

室内はLED照明などの光が常に当たることが多いため、特に嫌光性種子の管理には注意が必要です。「室内だから大丈夫」と思わず、しっかり遮光してあげることが発芽率アップの近道です。

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